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ART PROJECT STUDIES


これは、中村政人研究室修士2年生によって行われる展覧会「ART PROJECT STUDIES」のための公式ブログです。
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AIRオープンフォーラム
アーティスト・イン・レジデンス オープンフォーラム
2009年5月14日 PM 16:00~19:00
四谷にあるセルバンテス東京文化センターにて
オープンフォーラムが行われました。


♦プログラム♦
・10周年を迎えた秋吉台国際芸術村の活動報告
・スペイン・スペイン語圏におけるAIR調査報告
・世界不況とAIR活動の動向
・スペイン写真作家 Chen Madozアーティスト・トーク

♦パネリスト/モデラー♦
Mario Caroさん (Res Artis 代表)
Marta Graciaさん (遊工房インターン)
原田真千子さん(秋吉台国際芸術村)
村田達彦さん(遊工房)
日沼禎子さん(国際芸術センター青森)



秋吉台国際芸術村 原田真千子さんによる活動報告

当日の内容は
・国内外のアーティスト・イン・レジデンスの最新情報の紹介
・AIRの現状や問題点、Q&A
・AIR機関、興味をもつ人とのネットワーク作り 
が特に行われている印象でした。
参加者はアーティストやAIR、美術関係者の方々がほとんどでした。



・わざわざ出かけなくても使えるAIRのような場所があっていい

オープンフォーラムで私にとって印象的だった発言の一つです。
上記は様々な場所でレジデンスを行われた、
アーティストの富田俊明さんの言葉でした。
彼はレジデンスを終えた後、自分のまちで何か活動をしようと
思ったとき、はじめて自分の身の回りにそういった場所、
サポートがないことに気付いたそうです。
自分の知らない場所で滞在制作できるのがAIRの大きな魅力の
1つでもあるけれど、その土地に住む人もおおいに利用できる
場所であることも大切だと言われました。


・ヨーロッパは古くからAIRを通して
まちの人に美術にふれてもらってきていた

こちらは日沼禎子さん(国際芸術センター青森)の言葉です。
今までにも、なんとなくは聞いてきた言葉ではありましたが、
日本のAIRとヨーロッパのAIRの傾向の違いに疑問を持ったとき
教えて頂いた言葉でした。日本のAIRのプログラムで特徴的なものは、
「アーティストが地域に対して何かおこなう」
ということが、ヨーッロッパより求められがちであるそうです。
なぜこのような違いがあるんですかと尋ねたところ、
ヨーロッパは、市民の人のアートに対する理解が日本よりあるから、
わざわざレジデンスアーティストがそのまちの人に向かって
活動することは求められないそうです。
AIRは元々、宗教画を教会に描くなどして
集められた画家達の滞在から始められてきたことなので、
アーティストがまちに対して何もしなくてもよい、ではなく、
町に対してずっとしてきた、だからまち人がアートに理解がある
ということなのだそうです。
先月イギリスに美術学生として滞在していた私は
市民のアートに対する理解と、
一緒に何か作ってくれる姿勢を強く感じでいたので、
アートプロジェクトやAIRがそのまちにあり続けることの
可能性や魅力を教えてもらったように感じました。

| アートプロジェクト体験記 | 12:18 | comments(0) | trackbacks(0) |









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